X.Y.Z.→A / エックス・ワイ・ズィー・トゥ・エーページ-

X.Y.Z.→A / エックス・ワイ・ズィー・トゥ・エー

BIOGRAPHY

Vo: 二井原実
G: 橘高文彦
B: 和佐田達彦
Ds: ファンキー末吉

SLY解散後の二井原　実＜vo＞が筋肉少女帯の速弾きギタリスト橘高文彦、そして、リズム隊に爆風スランプの和佐田達彦、ファンキー末吉という異色のメンバーを従えて結成結成された“スーパー・バンド”。

楽曲は正統派のメタル・ナンバーで、そこに橘高の速弾きが絡むというもの。リズム隊もさすが実績のある２人だけに安定している。
いずれも日本武道館のステージを経験してきた百戦錬磨の男たちは、小さなライヴ・ハウスへの出演を繰り返しながら、この新バンドを作り上げてきた。

“最終形態”へと辿り着き、再びゼロから始めた壮大な物語。
そんな強靱な意思の象徴である“X.Y.Z.→A”という名前に偽りはなかったのだ。
当初はX.Y.Z.というバンド表記だったが、アメリカに同名のバンドがあったため、X.Y.Z.→Aに変更された。

Vo: 二井原実　MINORU NIIHARA: 大阪市出身。京都仏教大学在学中（3年時）にハード・ロック・バンド「ラウドネス」にヴォーカリストとして参加、上京。
1981年11月日本コロムビアよりデビュー・アルバム「誕生前夜」を発売。
プロとして本格的にスタートを切る。1983年アメリカ進出。数々の実績を残し、ラウドネス脱退後Ded Chaplin、SLYを経てX.Y.Z.に参加。
G: 橘高文彦　FUMIHIKO KITSUTAKA: 大阪府出身。15歳の時に単身上京し、「AROUGE」を結成。
1984年11月、アルバム「AROUGE」（ビクター・インビテーション）でデビュー。
1989年2月、旧知の仲でもあった「筋肉少女帯」に加入。
作、編曲はもちろんの事、実質上のサウンド・プロデューサーとしても力を発揮。
1994年12月にはソロアルバム「Euphoria」（ユニバーサルビクター）も発売。
様式美ヘビィメタルのカリスマ的評価を得る。最後のギターヒーローとして注目されている。
B: 和佐田達彦　TATSUHIKO WASADA: 京都府出身。京都の伝説のアマチュアバンド「ITACHI」に参加。
1986年関西地区で「ITACHI」としての活動を経て、新たなメンバーを加えた「TOPS」でレコードデビュー。
バンド活動と平行してスタジオミュージシャンとして活躍。
数々のレコーディングセッションに参加。1989年「爆風スランプ」に加入。
バンド活動以外にも個人活動やスタジオミュージシャンとして、数々のセッション、ライブにと活躍中。
Ds: ファンキー末吉　Funky SUEYOSHI: 香川県坂出市出身。爆風スランプリーダー。
1990年に北京の地下クラブで偶然、当時「精神汚染音楽」として不自由な活動を余儀なくされていた中国ロックと出会い、
「俺も中国人になる！」とその追っかけを嫁にし、家庭内言語を中国語で暮らす。
現地の中国人をプロデュースし、中国のグラミー賞作曲賞を受賞。
アジア圏では「アジア・ドラム・キング」を呼ばれ、伝説化している。